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フルボ酸ミネラルタイム

【そもそも水って何?】

水の惑星「地球」の代名詞

『水』

『H2O』という分子構造式は
最も有名な化学式ではないでしょうか



その分子構造式からも分かるように
水は『酸素』原子1つと
『水素』原子2つから
作られています。



そして一説には、この水という物質、
かなり結束力の高いイオン結合のようです



その理由は、
酸素原子が保有する
8つの電子と
水素原子がそれぞれ保有する
1つの電子、計2個に起因します。



ただ、この解説はかなり面倒……

リケジョ(理系女子)以外は興味ないかも、なので
イメージで説明すると・・・


《イメージ解説》
酸素原子はとても不安定で、
安定させるには
電子が2つ足りません


そこで酸素は自分が安定したいがために
水素からなけなしの
電子1つを奪い取ります



これがワガママ酸素の始まりです



それでも電子が1つ足りません。


そこでさらに
もうひとつの水素を脅迫して
電子を1つを強奪します



こうして2つの電子を手に入れた酸素は
物質的に安定します。


一方、無理やり強奪された水素ですが、
意外にも居心地が良いことに気づきます。


なぜなら
水素自身も自分が安定するのに
電子が1つ足りなかったからです。


実はこの水という物質、
酸素と水素のお互い足りない電子を
結果的に『共有』していたのです


化学的にはこれを
『イオンの共有結合』と言うようで
かなり強固な結びつきのようです

【活性酸素】

さて、水の内部事情が分かった上で、
『活性酸素』の話に移ります



活性酸素と聞くと
老化を促進させたりお肌を荒らしたりする
美容の大敵みたいなイメージが付きまといますよね。



実際、不必要に増えすぎた活性酸素は
美容だけではなく、健康の大敵にもなります。



でも、そもそも活性酸素の役割は
白血球などの好中球や
マクロファージ、T細胞らが駆逐できなかった
菌やウィルスを倒す防波堤。


必要悪の存在です。



ちなみに活性酸素の分子構造式は
『H2O2』


なんか『水』に似てますね。


違いは
酸素分子が一つ分余計にくっついている
ところ。



つまり酸素が一つなくなるだけで
「水になるかも!」



実は、ここがポイント

これに目を付けたのが
『水素水』の普及活動です



 『H2O2』という活性酸素に
水素分子『H2』を加えたら
どうなるか……


 
化学構造式式で言うと
 H2O2 + H2 = H2+O+H2+O = H2O + H2O 


なんと
『水』の分子2つに早変わり悪者の活性酸素が水素分子を加えるだけ無害な水になってしまいました。



まるで手品ですね



これが水素水が普及されている理屈です



ところが残念なことに
このような反応が体内で起こっているという事実は
未だ実証されたことがありません。



それはそうですよね。



化学反応を起こさせるには
それなりの外部エネルギーが
必要になります。


外部エネルギーが介在しないのに
化学反応が起ころはずもなし


エネルギーがあったとしても
活性酸素と運よく結びつく水素が
どの程度あることやら・・・



残念ながら水素水だけでは
活性酸素を除去することは不可能なようです

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