【ラジウム】
ラジウム温泉で有名な元素 『ラジウム』 国内では 島根県の玉造温泉や 兵庫県の有馬温泉がそのひとつ。 ちなみにラジウム温泉は 温泉の泉質から分類すると 『放射能泉』 に位置付けられます。 「放射能泉? 放射能って大丈夫なの?」 っていう疑問が沸いてきそうですが、 リュウマチや神経痛、 動脈硬化や循環器系障害に効果あり。 まぁ、微量な放射能なら 問題ないというところでしょうか。 実際に常に放射能を発散し 1602年後の半減期を迎えるようです。
![](http://sayuri.tokyo/wp-content/uploads/2020/07/放射線泉.jpg)
ある意味、元素の半減期は
元素の一生を終えるように思えますが、
ラジウムにとっての新しい人生は
ここからがスタートです。
鉱石だったラジウムは
半減期と共に『ガス状』ミネラルに変化。
名前も『ラドン』と改名。
なんかゴジラに出て来たような・・・
兎にも角にも
鉱石からガスに変身です。
原子番号も
88から86になり、
ちょっとスマートになった感じです。
ただ、ラドンに変身しても
放射能は出し続けていますが、
生体に悪影響を与えるほど
強力ではないのでご安心を。
![](http://sayuri.tokyo/wp-content/uploads/2020/07/ラドン-1024x576-1.jpg)