【良い活性酸素】
しばしば美容と健康の天敵として 敬遠され気味の『活性酸素』 でも身体からなくなったら それこそ私たちの命の危機！ 何しろ『活性酸素』は 私たちの健康を守ってくれる物質のひとつだからです もし、『活性酸素』を悪の枢軸と 思っている方がいらっしゃいましたら 少しだけその偏見を取り除いてみてくださいね。 『活性酸素』をお話しする上で まずは『酸素』を知らなくてはなりません。 言うまでもなく『酸素』は 私たち動物になくてはならないものです。 小学校の理科の授業でも 私たちは『酸素』を吸って、それを体内で活用させ 『二酸化炭素』として吐き出す、と習ってきました。 どうやって活用させているかと言うと 私たちが吸って体内に取り込まれた『酸素』は、 血管内を通る『赤血球』によって各体内機関に運ばれ エネルギー源として活用されます。
また、体内に侵入した細菌を見つけると 通常、好中球などの白血球が立ち向かい、バクバクと貪食しますが、 この時大量の酸素を活用して活性酸素を作ります。 つまり、エネルギー源としてだけではなく 病気を予防するうえでも必要なのですね。
このように酸素から発展した『活性酸素』は、 実は私たちの健康を、一番最初に守る役目をしているようです
【悪い活性酸素】
ところが、中高年になって活性酸素が増えすぎると 今度は正常な組織を攻撃し始めます。 その原因は活性酸素が保有する 強力な『酸化力』 酸素分子が持つ 2つの不対電子作用によるものです。 まぁ、簡単に言い換えると 所かまわず周囲の物質を酸化しまくる感じです。 これが美容の天敵と言われる所以 お肌の細胞を酸化しまくられたら たまったものではありません。 つまり『酸素』というものは 敵にも味方にもなるのです。
【酸素は味方？ それとも敵？】
動物において酸素がなくなると 身体の各機関が動かなくなり 『死』に至るので必要です。 それが活性酸素の原因になるとしても 微々たる問題でしょう。 でも植物の立場からするとどうでしょう 植物は二酸化炭素を吸って酸素を吐き出しています。 理科の教科書では 「植物は二酸化炭素を吸ってくれる有り難い生命」 と位置づけられていますが、 見方を変えて植物の立場からすると 自分たちに必要な二酸化炭素を吸って 不必要な酸素を吐き出しているに過ぎません。 つまり植物にとっては 酸素は不必要な物質になります。 それは地球規模でみれば当然のことで、 46億年前に地球が誕生し、 大気が安定し始めた2億年前から現在に至るまで 21%の濃度を保っています。 もし、酸素が必要だからといって 21%を超えることがあれば 地球規模の森林火災が蔓延するでしょう また大気が酸素で埋め尽くされるような世界があるとしたら これは生命が存在しない『死の世界』です 何しろ酸素は『有毒』だからです。 文明が発展し過ぎて森林が伐採されて 二酸化炭素やオゾン層が破壊されるのは問題ですが、 酸素が21%以上になることも問題です。
【ミネラルは活性酸素を除去】
そこでミネラルの出番です。 活性酸素の活動を抑える物質に スーパーオキシドジスムターゼや カタラーゼ等の酵素があります。 これらの酵素の活動素材に 「セレン」「マンガン」「亜鉛」「鉄」「銅」などの ミネラルが関与しているのです。 つまり、活性酸素の天敵！ 健康を維持するために必要な活性酸素を 体内で保有しつつ 増えすぎた活性酸素は天敵の酵素で打破！ そのためには ミネラルの補給が大切ということです。 でもなかなか 「セレン」「マンガン」「亜鉛」「鉄」「銅」など 希少なミネラルのサプリメントはありませんよね。 それにサプリメントの体内吸収率は たったの３％程度…… 良質のミネラルを自然界で探すにしても、 これらをバランスよく含んだ食材は そうそう見つかりません。 そんな時に役立つのが 『フルボ酸ミネラル』です！ 1億年前の地球が育んだ 70種類を超える良質なミネラルが バランスよく配合 その上、体内吸収率は 95％以上という桁違いの吸収力です。 これならば 活性酸素を除去する酵素に 十分なエネルギー源となり得ます 普段から良質なミネラル補給を 心掛けて行きたいですね。