自動販売機で「水」が売られ始め
一般的に普及し始めてから
35年が経とうとしています。
日本では水道水の水は
『飲める水』として確立されているのに
それでも『水』を購入する方は多いですよね。
それらの水は大抵のところ
「ミネラルウォーター」という
名称がついています。
そこで疑問に感じたこと……
「ミネラルウォーターって何?」
身近な方々に聞いてみたところ、
ほとんどの人は首を傾げるありさま
返答で多かったのが
「高価な水?」
「天然成分が入った水?」
「ミネラルが含まれた水?」
と、ほぼ疑問系。。
実際、水道水とミネラルウォーターの違いを
自信を持って答えてくれた方は皆無
一応、正解は、と言うと
水道水は
『飲料用として基準を満たしている水』
であり、
ミネラルウォーターは
『ミネラルを含む飲料用水』
とのこと。
先の返答例の中では、
「ミネラルが含まれた水」
が近似値
でも、『飲料用』というのがポイントのようです。
単に 「ミネラルが含まれた水」 では、
井戸水や水源の水、
つまり『ナチュラルウォーター』も
同類になってしまうからみたいです。
ただ、ナチュラルウォーターは
『飲料用』ではありません。
なぜなら
自然の水には健康上問題となる
微生物や細菌が含まれている
場合があるからです。
それに
ミネラル含有量に規定はないので
「入っているであろう」という認識です。
水道水も同様
ミネラル含有量に規定はなし。
これが大きな分かれ目になります。
ミネラルウォーターという
呼称を成立させるためには
『飲料用』で、
『ミネラルが確認』
されないとダメなのですね。
そこで市販されているほとんどは、
・ナチュラルウォーターの水源で取された水を
・ろ過、加熱殺菌して
・飲料用に変える作業
が行われます。
この時、
ミネラル分の調整が行われます。
こうしてボトル詰めされた水が
私たちの手元に届きます。
ここで考えるべきことは
水源で採取された水に
かなり多くの加工がされているということ。
ミネラル成分も一定に保たなくてはならないため
元の水源の原型はほとんどなくなっています。
現在、ミネラルウォーターとして
国内で市販されているのは
ざっと数えて30社以上。
そのどれもが明確な基準はなく
成分にはかなりバラツキがあるのが現状です
言い換えると、
「サプリメントウォーター」
のようなものですよね。
天然ミネラルに比べて
体内吸収率にも影響がありそう……
天然ミネラルなら
やっぱりフルボ酸ミネラルが
吸収率もミネラル量も高そうですね。