厚生労働省のホームページを覗いて見ると
『健康増進法に基づく食事摂取基準の13ミネラル』
という項目がありました。
その項目を要約すると
「毎日、下記の栄養素(ミネラル)は必ず摂ってくださいね」
という下記のような必須ミネラルが羅列されていました。
・ナトリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・銅
・鉄
・カリウム
・マンガン
・亜鉛
・セレン
・ヨウ素
・クロム
・モリブデン
元素記号の周期表では、
詰め込み式に覚えた記憶のあるミネラルも
混じっていますが
それは言葉だけ。
個人的な感想を言うと、
血になる『鉄』
骨になる『カルシウム』
お肌に良い『亜鉛』『マグネシウム』
肥料の素材にもなっている
『カリウム』『リン』
の他は、何だか分からないミネラルばかり。
かろうじて
『銅』・・・メダルの素材、3位かな?
『マンガン』・・・電池のこと?
『ヨウ素』・・・原発事故の時に飲まれていた人いたなぁ
くらいです。
ちなみに知人にも聞いて廻りましたが
「クロム」「モリブデン」「セレン」
についてはほとんどの人が
「初めて聞いた」
という反応でした。
そんな知らない素材を
「毎日摂取しなさい」
という厚労省。
素材についての働きなどは
掲載していなかったので
自分で調べることにしました。
■モリブデン
人体では体重1Kgあたり約0.1mg含まれているらしく、欠乏すると頭痛、嘔吐、昏睡を引き起こすとのこと。レバーや豆類に含まれている。
■クロム
体内インスリンを補助し、糖尿病予防に役立ってるとのこと。レバーやキノコ、豆類に含まれている。
■セレン
人体では体重1Kgあたり約0.17mg含まれているらしく、ビタミンCやビタミンEと共に活性酸素やフリーラジカルから人体を保護しているとのこと。ワサビやパセリなどに含まれている。
調べていくと、
ミネラルによって
人体での働きが違うことが分かりました。
あと、欠乏症だけではなく
過剰症もあるとか。
またまだ調べる余地はありそうですね。