【通貨に採用されたカカオ豆】
現在ではバレンタインデーの主役になっているチョコレート
実はこの原料となるカカオ豆、
かつてはかなりの高級品でした
それこそ
カカオ豆が『通貨』として流通していた国家もあるくらい
その国家とは、
北米・メキシコ中央部で栄えた文明国家
『アステカ帝国』です
16世紀に侵略軍のスペインにより滅ぼされた
アステカ帝国の貨幣は
なんと「カカオ豆」
カカオ豆たった1粒で、
アボガド1個に相当したとか
さらにさらに
30粒もあればウサギと交換も!
今では
30粒でできるチョコレートなんて
板チョコだと1カケラですよね~
それがウサギ1羽に相当するとは
本当に高価な品物だと理解できます。
神の食べ物「カカオ」
そもそも「カカオ」という語源は
ギリシャ語で
『神の食べ物』
という意味です。
このことからも
神に捧げられるほど
カカオは貴重だったことが分かりますね
アステカ文明やマヤ文明が栄えた
紀元前2000年頃から16世紀
カカオは薬用としても使用されてました
当時の王族も病床の折には飲んでいたようですよ
しかし、新大陸発見で有名なコロンブスは
カカオの使い方も分からないボンクラ
母国のスペインに持ち帰っても
その高価さが理解できなかったようです
愚かですね……
ちなみに日本に初めてチョコレートを紹介したのは
慶長遣欧使節団の一人で
伊達政宗の家臣だった『支倉常長』
メキシコ訪問中に彼に提供されたものの中に
チョコレートがあり、
その用途は薬用だったそうです。
いずれにしても、
本来のカカオの使い方は『薬』が正解
のようです。
カカオのミネラル
こうなると、
薬としても使われていたカカオの栄養分が気になります。
実際どのようなミネラルが含有されているかというと……
なんと
カリウム
リン
銅
鉄
亜鉛
マグネシウム
マンガン
が豊富に含有されていました~♪
特に普段の生活では摂取しにくい
銅や亜鉛、マンガンなどの
希少ミネラルまで入っています。
総合的にカカオ豆を食した時の
美容効果を検証してみると
・細胞の活性化
・便秘解消
・美肌アップ
・血流良好
が期待できることに!
おいしくても太ることが懸念されていた食材ですが、
そもそもそれはチョコレート内の砂糖分によるもの。
カカオ自体には太るどころか
便秘解消が促進されダイエットに最適
まぁ、カカオも良いですが、
フルボ酸だったら1日たった5mlで
カカオに含まれるミネラルをはじめ
70種類以上の天然ミネラルが摂取できます。
私はフルボ酸の方が
手軽で楽ですかね~